面接対策に役立てよう!言葉づかい
面接の場では、正しく失礼のない言葉づかいで話すことが大切です。
年上の方々と接することが多い社会人生活では、敬語の使い分けは重要なマナー。
目上の人との日頃の会話を振り返りながら、丁寧で気持ちのよい言葉づかいを習得していきましょう。
3種類の「敬語」をおさらい
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尊敬語
話す相手に対して、うやまう気持ちを表す言葉です。
相手の動詞に「~れる」「~られる」をつけたり、接頭語を足して「お~になる」と表現します。- 例えば・・・
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- ・部長が、出張に行かれる。
- ・社長が、ビジネス書をお読みになる。
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謙譲語
自分を話す相手より下げて、うやまう気持ちを表す言葉です。自分の動詞に「お(ご)~する」をつけます。
- 例えば・・・
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- ・オフィスで、会長をお待ちする。
- ・明日までに、ご連絡します。
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丁寧語
丁寧な言い回しで、うやまう気持ちを表す言葉です。
「です」「ます」をつけたり、接頭語の「お」「ご」をつけて表現します。- 例えば・・・
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- ・私の担当業務は、営業です。
- ・御社ですと、お値段はいくらですか。
特別な言い回しになる敬語動詞の例
尊敬語 | 謙譲語 | |
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する | なさる | いたす |
いる | いらっしゃる | おる |
言う | おっしゃる | 申しあげる |
聞く | 聞かれる | うけたまわる・うかがう |
見る | ご覧になる | 拝見する |
行く | いらっしゃる | うかがう・参る |
来る | いらっしゃる・お見えになる | うかがう・参る |
わかる | おわかりになる | かしこまりました・うけたまわりました |
食べる | めしあがる | いただく |
知る | ご存知 | 存じあげる |
もらう | もらわれる | いただく・頂戴する |